

コモディティすなわち大衆実用品を安く売ることが
チェーンストアの任務などではない。
それはあくまで、ついでに、必要な分だけ扱う、補助的な商品群にすぎない。
エブリディな楽しみを求めているのは、少数の金持ちだけでなく、
ごく普通の人がそれを求めている。
だからエブリディな生活を楽しむ商品群を売ることこそ
チェーンストアの最大の任務。
(14P〜要約)



たとえばスーパーマーケットの夕食メニューには
複数の商品の組み合わせが必要で、それがクリスマスか誕生日か、
パーティーか週末の夕食なのか、タイミングも重要。
単品のモノがどんなに面白くても値段が安くても、
それだけでは生活の価値は生まれない。
売れるモノをつくり、売ればいいのではないのだ。
エブリディな生活を「楽しくする」商品群をつくり、揃え、売ることが決め手となる。
これからのわれわれの生活を支えるのは
「モノづくり」ではなく「価値づくり」だ。
(26P〜要約)


「モノを手に入れることイコール、価値が手に入ること」が
常識だったのは、 みんなの欲しいものや生活の満足が
同じだと考えられていたからだ。
ところが現在、人々が圧倒的に「価値」を実感するのは
エブリディライフだ。
その楽しみは、タイミングによって、人によって、価値は変わる。
モノは価値づくりの重要な要因のひとつに過ぎない。
まずどんな生活価値を実現するかを先に考え、
その上で生活価値を実現するにふさわしいモノをつくるべき。
価値が先。ものづくりはあくまで後なのだ。
(36P〜要約)


