藤井:
あさひな。さん、こんにちは!
あさひな。:
こんにちは!よろしくお願いします。
藤井:
この対談3回目なんですけど、やってみたら結構面白くて、今日も楽しみにしてます。
あさひな。:
対談のページ読ませて頂きました!
藤井:
どうでした?他の作家さんのは?
あさひな。:
みなさんそれぞれ強い個性をお持ちで、読んでて面白かったです。
藤井:
よかった。あさひなさんとは、もう、というか、まだ半年ちょっとかな?
あさひな。:
そうですね、結構長くお付き合いさせて頂いてる感じですが、まだ半年ですよね〜
藤井:
そうそう、もうめっちゃ長くやってる気がしますよね。
あさひな。:
週刊という事もあって、毎週やり取りしてるからでしょうか。

藤井:
その話がでると、触れずにはおられないのが締め切り遅れですね。すいません、いつも…
あさひな。:
あ、自分から触れちゃった…笑
藤井:
あさひな。さんの男前な「間に合わせて見せます!任せてください!」に
毎週助けられてます。
あさひな。:
男前って!嬉しい様な複雑な…
藤井:
いや、この対談に出てくれてる作家さんって、
みんな、なぜか女性で、しかも心意気が男前!
あさひな。:
あはは、同じ様な性格の作家が集まるんですかね?
藤井:
みんなかっこいいしね。ここぞ!って時に信頼できる人ばっかり
あさひな。:
むふふ。

藤井:
藤井組の作品って、お客さんがあるときとない時があるでしょ。
最初に「こういうの創りたい!」ってなった時は、もちろん全て持ち出し
そんな時でも、「最初はそんなもんでっせ!おもろそうやからまずは作りましょ!」って
意気込みで参加してくれるから、嬉しいよ。
あさひな。:
やっぱり企画自体が面白そうだと自分の損得の前に
「参加したい、関わりたい」って気持ちがあるからなんですよね〜
そう言う時は、お金なんていいから!描かせて〜って思いますもの。
藤井:
最初にスタッフで企画を揉んでる段階で、
狂喜乱舞してよだれたらしながら「おもろい!」って言ってるもんね。
あさひな。:
人を楽しませるのも大事ですが、まずは自分達が面白いと思わないとですよね。
藤井:
でも、利益が出たときには、みんなの努力に報いられるぐらい、
配りたいと思ってます。

藤井:
「へんてことば」も、企画が決まったあと、たくさんの作家さんの絵を見て、
すぐに「この人に描いて欲しい!」と思ったのが、あさひな。さんだった。
あさひな。:
嬉しいです!ちゃんとご期待に添えているかどうか、 毎回ドキドキしちゃうんですけど…絵本の仕事はずっと前からやりたかったので、
毎回とっても楽しみながら描いています。
藤井:
最初に「じゃあやりましょう」ってなってスケジュールが他の仕事で詰まってたのに、
「ついつい面白くて」ってすごいスピードで10本ぐらいあげてくれたでしょ。あれが、嬉しかった。
あさひな。:
ありましたねー、藤井さんに頂いたお話が面白くってついつい描いちゃいました。
藤井:
この人となら絶対一緒にやっていけるって確信したよ。

藤井:
前にも話したけど、コレだけ作って「やりなおし!」とか「ここ違う」とか、
ほとんどなかったもんね。
あさひな。:
そうですね〜突き返された事はないですね…。
実は、藤井さんが遠慮してやり直しを言って来ないんだと思ってました…笑
藤井:
違うよ。もともと、僕のスタンスは「お任せしてる」って感じやから、
自分のイメージと違うものを、むしろ歓迎してるから。それがコラボのオモシロさと思ってるし。
あさひな。:
こんなに好きな様に描いてるのに、なぜやり直しが来ないんだろうって
不安になった日も…知らないうちに藤井さんの弱みを握っているのかと…。
藤井:
あはは。そうそう、1回だけ、ザリガニの時。
あさひな。:
あれは私がすごい勘違いをしてましたね〜。
藤井:
ザリガニだけ、他の生物と違って、逆方向に進んでしまうってお話で。
「※ザリガニが海老みたいに後ろ向きで泳ぎだします」みたいな注釈をつけてて。
絵を見たら、海老みたいにブリッジ、つまり海老ゾリ しながら泳いでて、大爆笑した!
あさひな。:
そうでした、今考えるとお恥ずかしい…。
海老=海老反りってもう脳みそにインプットされちゃって、
思いっきり海老反り姿を描いてしまいました(笑
藤井:
そういうのも楽しみやね。
あさひな。:
言葉のミラクルですね(笑)

 藤井:
あさひな。さんは、これまでの中で、どの作品が好き?
あさひな。:
一番好きなお話は、「ひげのひげき」なんですよ。
やっぱり一番最初だからなのか、一番印象に残っています。藤井さんは?
藤井:
僕は、「サーモンからさーもんだいです」と、「かえるのエール」かな。
あさひな。:
かえるのエールは私も好きです。サーモンは、初めお話を読んだとき切ないお話だったので、ちょっとビックリしたのを覚えています。
藤井:
サーモンと、こまつなさんは、同じ回だったと思います。
オセンチな気分の週やったんかな??
あさひな。:
やっぱりお話を作るときって、その時の気分に左右されたりするんですか?
藤井:
うん。それもあるし、ダジャレを読んだ瞬間にパッと浮かぶイメージが、
一番左右するね。でないのは、どれだけ考えてもでないし、出るときは10分で書き終わるし。
あさひな。:
産みの苦しみですね…
藤井:
そうですね。かまきりそれっきり、とかでんでんむしがでん みたいな
ちょっと虚無感のあるのも好きです。
あさひな。:
ちょっと切なくなる様な、良くわからない気持ちになる作品ですよね。
藤井:
そうそう、よくわからない。でも、子どもの頃にもそんな気持ちあったしね。
ほんわか、だけが絵本じゃないと思うんですよ。
藤井:
「クリスマスなにすます」は去年のクリスマス企画に描いてもらいましたが、
あの絵は、暖かくていいですね。
あさひな。:
クリスマスって、聞いただけで暖かいイメージが浮かぶんですよね。
藤井:
うん、最後のシーンも暖かくていい感じにミステリアスで、
あさひな。さんらしさが出てる絵本のような気がします。
あさひな。:
えへへ、ありがとうございます。普段から、
うさぎが生肉を食べてたりとかちょっと変な絵を描くのが好きなので、
絵本にもそんな雰囲気が出せたらなぁとは思っています。
藤井:
うわっ、結構エッジきいてるねぇ(笑)
藤井:
最近、動画になってるけど、どうですか?
あさひな。:
自分の描いた絵が動いて、それにナレーションも入ってるのって感動しますよ!
藤井:
動きと、それから声優さんの力とコラボで、楽しいね!
あさひな。:
楽しいです、目で読んで耳でも聞けるのはやっぱり楽しいですよね!

藤井:
僕もあさひな。さんも、こんなに喜んでやれるのは、やっぱり、子ども達のダジャレを作品に仕上げるっているミッションを共有してるところも大きいように思うねんけど、どうですか?
あさひな。:
それはありますね!こども達の考える、
突拍子も無いダジャレにこっちが楽しませてもらってるって感じです。
藤井:
僕が子どもやったら、おかんに「アンタいつまでやってるねん!」って怒られるまで、
何百個も投稿してると思うもん。
あさひな。:
ずっとダジャレを考えちゃいますよね。
藤井:
今や、ダジャレの投稿はもうすぐ3000やもんね。
あさひな。:
すごいパワーですよね〜。
藤井:
僕ね、子どもが「イーッ」ってなるでしょ。あの、感極まって、踊ったり、
大声出したりするあのパワー。あの状態に自分を持っていくことが理想なんですよ。
あさひな。:
子供はいつもハイテンションですからね〜
藤井:
そうそう。だから、ダジャレから出てるパワーと、ある意味勝負してるつもり。
あさひな。:
なんと、毎回子供達と勝負をしていたんですね!
藤井:
でも「こんどるのケツにパンツくいこんどる」 とか、どうやって考えるんやろ?
このダジャレって子どもの自由さを伝えやすいから、雑誌とかの取材で、
例えとして言いまくってたら、日経キッズにそのまま載ってて、ちょっと反省しました。
あさひな。:
日頃から「ウンチ!」とか「オシッコ!」なんて言って遊んでる子供にしか思いつかないダジャレですよね…
藤井:
あっ…僕、子どもでもないのに、それを日ごろから言ってる…
あさひな。:
大きな子供が身近なところに!!
藤井:
事務所では、一応黙認してもらってると自分で解釈してるんですが…
言わないと健康に悪いので。嫌わないでください。
あさひな。:
大丈夫です。変な人は大好物です。
藤井:
あさひなさんは、どんな風にいつも作画をしてるんですか?
あさひな。:
藤井さんにお話を頂いたら、まずお話を何度も読んでシーンを想像します。
その後お絵描き用のソフトを描き上げて、マウスで一気に描いちゃいますね〜。
藤井:
1作どれぐらいで描いてるんですか?
あさひな。:
短い時は半日で、長い時は2日間くらいですね。
あまり精密な絵柄ではないので、構図が固まると描くのは早いです。

藤井:
キャラクターでコレは得意、苦手ってあるんですか?
あさひな。:
絵本を並べると、すぐにわかっちゃうのですが人間が苦手ですねー。
藤井:
なるほど。で、ネコが大好き?
あさひな。:
ネコ好きですね!あとウサギも好きです。
藤井:
動物、ほんとかわいいね。かえるの子どもが成長してくのがかわいい。
あさひな。:
オタマジャクシはイラストだと可愛いんですけどね〜生おたまは、
子供の頃に散々遊んだあげく死なせてしまったトラウマが…。
藤井:
ぶにょぶにょしてるしね
あさひな。:
そうなんですよ、子供の頃って田んぼは良い遊び場ですからね。
藤井:
絵本はとりあえず100冊までは、突っ走りますか?
あさひな。:
ドンドン行っちゃいますよ〜!
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