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藤井:
エロコさん、久しぶり!
エロコエロオ:
どうも!よろしくお願いします。
藤井:
ようやく出版されたね。
しかも2冊同時に「絵で読む あらすじ世界の名著」「絵で読む あらすじ日本の名著」。

エロコエロオ:
出ましたね。
私はおりこうさん向けのペンネーム「舌霧スズメ」で描かせてもらいました。
藤井:
僕は昔から本が好きで、学生の頃は、大型書店の棚の前に立って「こいつらを
全部読破するには何年かかるんや!アカン時間足りひん」って頭かかえてた。
でも年に200冊ぐらいは本読んでたかな。
エロコエロオ:
200冊!
藤井:
そのことを知っていたプロデューサー兼社長の西川が「名作はとっかかりが大変だから
絵本にしてみたらどうやって」って言ったのがはじまり。それで1本書いてみたのが
ゴールズワージの「初恋」。
エロコエロオ:
去年の夏ころにいただいた原稿ですね。
藤井:
そうそう。最初はね、真面目にというか、まあそんなにぶっとんでなかったんだけど、
絵を誰にするかってときに、うちのスタッフが「絶対エロコさん!」って。
エロコエロオ:
おお!ありがたい!

エロコエロオ:
わたしは、ごーるずわーじという人も初めて知ったくらいの文学にうとい少女
だったので、原作とはとてもとおーいイメージのキャラなどを書いてしまうかもしれないとは
思いましたが、それはそれで面白いんではないかと思いまして。
というか、原作のイメージどおりのものが私に絵をかかせてあがってくるわけないと
藤井さんもわかってくれてるとは思っていまして。
藤井:
僕ね、エロコさんが「この本の全部、今まで読んだことないです」って言ったとき、
この企画おもしろいなって思ったよ。
エロコエロオ:
私は初恋の主人公が別荘に行ってっていう最初のページで主人公が
イェイェイってなってる絵をかいたときにイケルと思いました(笑)
藤井:
絶対おもしろいよ、1+1が3になる、コラボレーションのオモシロさって、
これだ!って感じがした。
おもろいことをエロコBOXに入れたら、予想もしてなかった絵が出てくる!
エロコエロオ:
それいいですね!

藤井:
今回の本はね、「あらすじ」ってタイトルに入ってるけど、
本当はあれ実はちょっと不満やねん。
自分としてはあらすじじゃなくて、物語をプチ再構築したというか、
文豪の胸を借りて、こんな解釈があってもいいんじゃないかという試みやったつもりだったから。
エロコエロオ:
あらすじっていう内容じゃないですよね、たしかに。
藤井:
途中詰まったときもあったけどね。たとえば「金色夜叉」。やたら長いし。
でも『宮にフラれたことが原因で、人生を賭けて壮大にスネていた寛一は、もはや“折れどころ”が分からなくなっていました。』って一文を書いたら、それでイケるって思った。
それが僕という人間が、文豪の胸を借りて導き出した、物語の芯だと思えたから。
エロコエロオ:
たぶん原作だとその部分の細かい描写が続くんですよね。
あらすじだとその一文の表現もそうならないと思うんですよ。
そこを藤井さんテイストの要約というか構築っていうので。
藤井:
嬉しいこと言ってくれるね!
エロコエロオ:
その一文にできたから、この本がただのあらすじ本ではない
大きな要素だと思いますよ。これだけ短く読みやすくなってるうえに、名著で扱っているテーマとか
主人公の心だとかそういうのもちゃんとわかるようになってますよね。
ちゃんと感動したり、笑えたりするのがほかのあらすじ本とは違う大きな点だと再確認しましたよ。
藤井:
ありがとう!僕もエロコ嬢の次ぐらいに褒められるの大好きやからすごく嬉しいわ。
エロコエロオ:
これからもお互いに褒めあいましょう!!

藤井:
たけくらべの草履が額にくっついている絵とか、
世界版の表紙のウェルテルの絵とか、死ぬほど笑った。
エロコエロオ:
ウェルテルはね、エロコエロオ事務所のデザイナーに見守れながら
夜中のファミレスでラフを描いたんですけど、ケラケラ笑いながら描けたので、
これが表紙に採用されたときはイェイェイってなりました。
エロコエロオ:
描くときに楽しいって思えれば思えるほど、見ると笑える絵に仕上が
るのはやっぱりというか不思議というか。
藤井:
うん。送られてきたときに、腰砕けになるぐらい笑った絵が何枚あったことか。
藤井:
僕は世界版では、「林檎の樹」がお気に入りです
エロコエロオ:
林檎の樹はせつないー!あの男性はひどい!!プンプンプン
エロコエロオ:
だからこそあの女の子の海を見つめるシーンが
藤井:
でも、あの海をはじめてみるシーンの見開きはいいね
(↑同時に話す)
藤井:あ、かぶったね。
エロコエロオ:
うん!そのシーンがせつなくてよいんですよね
藤井:
あの表情が空虚で切なくて…

藤井:
日本版ではやっぱり「蒲団」のラストシーンがええわ。
エロコエロオ:
あのラストシーンはびっくりしました。
藤井:
うん。フェチ。 でも、分かるなぁ、気持ち。あの弟子もかわいかったし。
エロコエロオ:
日本編は着物が多かったりとりとか、あと建物自体が地味だったりとか、
色とかね、そういうので最初普通すぎるので1度NGきましたね。
 藤井:
林檎の樹の子、舞姫のエリス、
蒲団のよしこ がベスト3かな
( ↑以下藤井、自分の好みをつぶやき続ける。)
藤井:
あ、ごめん、自分の世界にいってた(笑)
エロコさんは、手元に本が届いた時、どうだった?
エロコエロオ:
そりゃもううれしかったですよ!!
もうちょいこういう風にすればよかったなぁとかはやっぱりありますけど。
藤井:
本ってやっぱり嬉しいね。紙の匂いとか。蒲団のおっさんみたいだけど
エロコエロオ:
匂いフェチってことが判明しましたね、藤井さんが。

エロコエロオ:
いまね、ネットでいろいろ読めるじゃないですか。
けどやっぱり紙っていうのは手にする重みってのがあるでしょ。
それってすごい大事だなと前から思ってて。
藤井:
うん。体の感覚に「在る」からね。
エロコエロオ:
そうでそうです。んでさっき藤井さんがおっしゃった匂いだとか、
そういう質感とかってのが好きなので、自分のイラストがほぼ全ページに載っている本が
届いたときは、すごいうれしかったですね。
藤井:
わかるわかる。
エロコエロオ:
あと何が一番うれしいかってのは、自分の本棚に自分の名前が載ってる本が
あるってのは感動した!鳥山明先生と藤子不二雄先生の間に立ててみました。
藤井:
エロコさんらしいな。
藤井:
バンドのイベントでも即売会したんでしょ?
エロコエロオ:
もう少し多めにもっていけばよかったと後悔してます。
藤井:
また、エロコさんがこんな絵を描いたら!ってギャップのある企画したいね。
例えば、短歌とか、辞書とか。
エロコエロオ:
わたし、子供のころにことわざ辞典を100回くらい読み返してたくらい
好きだったんです!ことわざ辞典やらせてください。
類似ことわざを藤井さんオリジナルことわざとかで。
藤井:
あと、最近またエロコさんと藤井組でコラボがあったね。
エロコエロオ:
「シニアカップル」!エンディングが泣けましたね。
藤井:
あれ、最初ね、「年に一度のえっちのお誘い
牽制・心理戦・OKなのか?NOなのか?
奥さんを上手に口説くゲーム」ってメモだけ書いて、
社内でミーティングして、ふくらませて原型を作って、
妻の台詞とか書いているうちに世界ができてきて、
エンディングのタイトルロールに流すシナリオも書いた。
そしたら、エロコさんの良い絵があがってきて、
やったぱりもっと魅せようと、あのエンディングに。
エロコエロオ:
歌もムーディーすぎて最高です。
藤井:
このゲームは是非、最後までクリアして欲しいです。
エロコエロオ:
特に男性に!

藤井:
エロコさんとは、もう3年ぐらいの付き合いやね?
エロコエロオ:
なんだかんだでそうですね!!
藤井:
最初はチキンハートカルタのイラストを描いてもらって。
そのほか、細々とした企画とかなんとかいっつも協力してもらって。
エロコエロオ:
要約家族とかね。
藤井:
今回やっと本ができたし、ゲームにもなったね。
エロコエロオ:
これからもどんどん一緒に面白いことがやりたいですよねぇ!
藤井:
エロコさんは前に会社にも遊びにきてくれたもんね。
エロコエロオ:
そう!!前に会社に行かせてもらったときに、
藤井さんが私をすごいイメージだと思ってたみたいで。
藤井:
うん、思ってた。ブログの写真見てたからね。
エロコエロオ:
そんなら ドアけり破って登場したら良かった!
藤井:
でも実物は、キュートでみんなに愛されるのがよく分かるかわいいエロコちゃんでした。
エロコエロオ:
エヘヘヘヘヘ〜
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